Photo フォークオイル交換
用意した、フォークオイル交換用の工具

左より

オイル
油面調整器具(自作)
トルクレンチ

先ずはローター側のアスクル取付ボルトを緩めます。外さなくても良い。
同じ側のアスクルを緩めます。強いトルクで締まっているので注意が必要です。(98N・m)。ここもまだ緩めるだけです。
ブレーキホースのクランプを外します。
ブレーキキャリパーを外します。
これは完全に外しましょう。

外したキャリパーは他に傷を付けぬよう、ぼろ切れ等でくるんでおきます。
フォーク取付ボルトの上側のみ、緩めておきます。(左右)
外してからは大変なので、トッププラグも左右とも緩めておきます。(左右)

しっかり緩めておきましょう。バネのテンションが掛かっているので堅ねですが、ここはしっかり緩めましょう。
緩めが足りないと後で面倒です。私は左の緩めが足りず、インパクレンチを使って緩めなければなりませんでした。
ここまで来て初めてジャッキでフロント浮かせます。

私は自家用車のジャッキを利用しました。

前輪が少し浮けばOKです。余り高く浮かすと組立時が大変になります。

本当はここで良いウマが有った方が良かったのですが、間に合わなかったので、このまま作業を続けました。
フロントを浮かすと前輪がフラフラして作業を邪魔しますので、ゴムひもで引っ張って動きづらくしておきます。
ここで緩めておいたアスクルシャフト抜くと、」やっと前輪が外せました。
外したアスクルシャフトとカラー

右側の短いカラーがブレーキディスク側です。
フロントフェンダーを外します。

前輪が着いていると大変ですが無いと、スイスイと外せます。
フェンダー、前輪を外したところ。
下側のフォーク取付ボルトを緩めフォークをやっと外せます。

なかなか外れず、上下とも探りながらボルト緩め、外すことが出来ました。

ここまで作業開始から既に40分掛かっていました。
外したフォーク。

インナーチューブ部分を綺麗に拭いておきます。
フォークが抜かれたW。
さて、これからが交換作業に入ります。

まず、トッププラグを外し、カラー、ワッシャー、スプリングの順に外します。

以前の油面を知りたかったので、オイルをこぼさぬよう。静かに抜きました。
以前の油面が120mmだった事を確認し、古いオイルを抜きました。
逆さにし、十回程度上下させ、抜きます。それでも心配だったので。フラッシング代わりに、新しいオイルを少量入れ、同じ事を繰り返しました。


鉄粉が混じったような汚れたオイルが出てきました。
後はパーツクリーナーを拭いて暫く置いておきます。
スプリング、カラー等を綺麗に拭き、仕上げにクリーナーを吹いておきます。
綺麗になった、フォークのインナーパーツ。
スプリングの0.782の刻印。0.8聞いていたレートは、これが正確なスプリングレートでしょう。
5000kmでもこれだけフォークのオイルは汚れるようです。いかに過酷な使われ方が判ります。
今度交換する、円陣家至高のABSO-RR。

どんな変化があるか楽しみです。
油面は前回と同じ120mmに設定しました。
自作のレベルゲージで合わせます。
油面が合えば、綺麗にしたバネを静かに入れます。次にワッシャー、カラーを収めます。
トップキャップを取り付けます。

バネのテンションが掛かっているので押さえながらキャップを取り付けます。
フォークを入れ、フェンダーを取り付けました。

フォークを取り付ける時、プラスチックのカラーに苦労しましたが。その他は順調に進みました。
アスクルにはグリスを塗り、カラーの順序に注意し、前輪を取り付けました。
後は各部のボルト、ナットを規定トルクで締め付けました。
最後にABSO-FRIENDを塗布し、終了。

お疲れ様でした。

ここまで、約2時間半。結構時間が掛かりましたが、要領が判ったので、次回は少しは早くなるでしょう。

戻る






Since 2004.12.05.
Copyright (C) 2004 Wと一緒 All rights Reserved

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送