2005/01/30  ハザードSW 新設

ハザードSW(Emergency Signal Lights Switch)新設























写真を撮るためにちょっと路肩に止めたり、仲間を待つ時など、安全に駐停車するためにハザードSW(Emergency Signal Lights Switch)が必要な場面は結構あります。ただ我が愛車Wには装備されていません。そこで何時かは追加しようと考えていました。色々調べてみると、方法は三つ見つかりました。

1.エストリアの左SWBOXに交換
   ・綺麗に取り付けられる
   ・プッシュキャンセルで無くなる
   ・加工が必要
   ・コストがかかる

2.ディトナのハザードSWキット取付
   ・簡単に取付可能
   ・SWが大きく取付場所が難しい
   ・コストもかかる

3.自作SWを新設
   ・コストが安い
   ・自分の好きなように出来る
   ・加工が大変
   ・SWなどの調達が面倒

どの方法も一長一短が有り、決めかねていました。

そんな時、香港のWilliamさんのHPで、SWを右のSWボックス内に収める事が出来たとあるのを発見しました。そこで確認の為、右のSWボックスを分解してみると、セルのスイッチの後側に隙間が有り、何とか収まりそうです。

自作SWでハザートSWを取り付ける事に挑戦する事にしました。

やり方は当初、以下の通りに考えていました。

Williamさんは、水抜き穴を加工して収めたようです。私もその方法でSWを取り付ける。
配線は左SWボックスから取られたようですが、タンク下のコネクター部でも取れそうなのをサービスマニュアルで確認したので、ここから取る。

この方法で取り付ける準備を始めます。

準備する部品等

  1.小型トグルSW 6P 2回路 ON-ON 型
  2.防水SWカバー
  3.0.75 配線 3色
  4.熱収縮チューブ
  5.スパイラルチューブ
  6.コネクター類
  7.工具類

この中で、近所のホームセンターで手に入らなかったのは防水カバーだけでした。秋葉原まで買いに行く手間も面倒なので、今回は通販で手に入れました。
材料費は元々手元に有った物の他は、送料含め2000円位で済みました。

これからいよいよ取付です。

1.配線を取り出す。

タンクとシートを取外し、タンク下のコネクターに加工できるようにする。
まず左スイッチコネクターを外しコードを確認します。

    オレンジ → 中線 →(分岐線)黒
    緑     → 右  →(分岐線)赤
    灰    → 左  →(分岐線)白

04年型ローハン青の場合、このような配線になっていました。

ココに取り出し用の分岐コネクターを繋ぎます。結線は圧着とハンダを併用しました。分岐後テストをすると思惑通りちゃんと安定動作し、一安心。

2.SWへの配線

6PのSWへコードをハンダ付けします。結線は以下の通りにしました。

     

端子へハンダ付け後、熱収縮チューブを通し、スイッチ全体をテープで巻きます。少しは防水の役目をしてくれるでしょう。

3.SWを取り付ける

最初、右SWだけをを分解して加工しようとしましたが、やりづらかったので、ブレーキーホルダー、アクセルパイプ、ハンドルなどを取り外し、SWボックス単独にして加工しました。水抜き穴を6mmに広げて、SWを仮付けしてみる。仮付けしてみたがセルSWが邪魔して収まらなのだ。SWが大きかったかな? セルSWのカバーを削っても収まりそうも無いので、収まる位置のホルダーに穴を開け直して無事取りつけられた。当初の予定とは違ってしまいましたが仕方無いでしょう。でも無事付けられて良かった。

4.配線の取り回し

後は配線を干渉しないように取り回し、スパイラルチューブでグリップヒーターのコードも一緒に束ねました。配線を適当な長さでカットし、コネクターを取付、配線は終了。ついでにグリップヒーターの取り出し線もハンダとコネクターに換えておきました。

5.動作テスト

タンクとシートを取付、動作テストです。イグニッションを入れSWをONにすると、快適に動作し、すべてOKなようです。

取り付けてみて

これで、駐停車時にハザードが使え、安全性が確保されました。

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